キラキラと活躍中☆ジュニアマナーズ講師紹介 第1回 伊藤京子さん(1期生)
キラキラと活躍中☆ジュニアマナーズ講師紹介 第1回 伊藤京子さん(1期生)
今月よりジュニアマナーズ協会でご活躍いただいている、
認定講師の皆さんをご紹介してまいります。
第1回目は、養成講座の第1期生であり、マナー講師として学校現場に出向き、
講座のサポートをされている伊藤京子さんです。
伊藤さんは、大学生の息子さんをお持ちのお母様でいらっしゃり、結婚後は家庭に入られ、
子育てやご両親の介護を経験されてきました。何より子ども達が大好きなマナー講師です。
【マナーズ講師に興味を持ったきっかけを教えてください】
専業主婦でしたし、介護で家にいることの多い生活でした。
「このままでは社会と離れていってしまう」という焦りを感じていて、
なにか仕事をしたいという思いが募りました。
まずは、通信講座の先生や書道教室などで、子どもに教える仕事をはじめてみました。
そのようなときに、ジュニアマナーズ講師の養成講座を知人から紹介されました。
子どもと接する仕事はとてもやりがいがあり、成長を見守れる嬉しさもあります。
ですから、「子どもにマナーを教える」ということにとても魅力を感じたのです。
父の介護がはじまった頃で、難しいかなとも思ったのですが、何とか月1回なら
通えるのではないかと、自分への投資のつもりではじめました。
【講座の受講中はいかがでしたか】
協会の理事長である田中ゆり子先生のお人柄が素晴らしく、もっと多くを知りたい、
学びたいとグングンと興味が湧いてきました。
私は学生の頃、就職活動中に秘書検定を取得していてマナーの勉強もしたのですが、
知らないこともたくさんありました。
マナーを知っているのと知らないのでは、振る舞いも異なってきます。
たとえば、レストランで席順を決めるときに、末席は目上の方やお客様にはおすすめしないのが
一般的なマナーですが、その席の方が、景色がよく見える場合は「こちらの方がよい景色ですので」と
お伝えした上で、席をおすすめすることもできます。
上辺だけでなく、マナーは思いやりの気持ちが何より大切という本質を1年間を通して
教えていただいたように感じています。
そうした知識を得ていくことで、自信を持って人とコミュニケーションが図れ、
人前でも恥ずかしがらずに話せるようになりました。
【マナーズ講師認定後は、どのような活動をされていますか】
田中先生のサポート役として、学校や保育園でマナーの講義をしています。
ある学校を訪問した時に、出会った女の子がいました。
最初は、スカートの中が見えてしまうほど足を開いていたので注意をしたところ、
ブスッとされてしまいました。
そこで、「スカートの中が見えてしまうと恥ずかしいよね」と優しく声をかけたのです。
それでもブスッとしていたのですが、講座の最後に「先生、ありがとう」と
その女の子から声をかけてくれたのです。
些細なことですが、とても嬉しく印象に残っています。
子どもは皆、とても素直ですし、小さいころからマナーとは思いやり、感謝の気持ちなのだ
ということを学んでいけば人とコミュニケーションを上手に取れる大人に育っていくと思います。
マナーとは、子ども達にとって将来の財産であり、人生のどのような時にも役立つものです。
こうした実践の場を多く積みながら、ゆくゆくはマナー講師として、
一人で教室を持てるようになれたらと思っています。
子ども達との距離を縮めて、楽しく、笑いのある講座を作り、「人生を生きやすくするための、ちょっとしたコツ」を
教えられるマナー講師になりたいという夢を持って、これからもがんばります。
あなたもジュニアマナーズの認定講師として、子ども達にマナーを伝えてみませんか?