感動は、若者から。
感動は、若者から。
先日、あるシンポジウムに参りました。
働くお母様と海外留学経験のある大学生がパネリストです。
質疑の時間があり、手をあげました。
「ジュニアマナーズ協会は、小中高校生向けのマナー検定をしていますが、
どのように思われますか」と。
パネリストのお母様は、「お受験する方には、良いかも知れませんね」との事。
大学生も「机上で勉強するだけでマナーがよくなるのでしょうか」とのご意見。
お伝えしたい一言を申しました。
「マナーは、見た目や形と思っている人もいますので、堅苦しいというイメージを持たれますが、誰にも関わるようなもっと身近なこと伝える必要があると思っています。
すれ違う時に人にぶつかっても謝ることもせずに行ってしまう人がいて、嫌な思いをすることがありますね。そういうごく身近なマナーです。ぶつかったらごめんなさいということを当たり前のこととして身に付けるようになっていれば、嫌な思いをさせられずに済みます。誰にも教わらなかったので、悪気はないけれど知らずにマナー違反をしている人もいます。皆が気持ちよく過ごすためのごく身近なマナーを広めるためのひとつの方法としての検定です」と申しました。
シンポジウムが終わったときに、客席にいらした女子高校生くらいの方が
駆け寄ってきて「私も人に足を踏まれ、謝りもしない人がいて、とても嫌な思いをしたこともあります。この検定は大切だと思います。ぜひ広めてください!」と
何度も丁寧にお辞儀をしてくださいました。
その後パネリストの大学生も「やはり広めることは大切なことだと思います。
応援しています。ぜひお願いします」
別の大学生も
「国際化と言いながら、身近な人さえ大切にできない世の中、日本の文化もそうですが、誰かがきちんと伝えないといけないと思いますが、時間がそれぞれなのでそういう検定などで勉強することも必要なのだと思います。日本中に広がるように
願っています!」
三人の若い方々のエールに、感動しました。
ジュニアマナーズ協会の進む方向は、間違っていないと確信した次第です。
また、いつかお会いできる日がありますでしょうか。
彼らに誓いします。一所懸命広めて参ります!
今の時代を生きている私たちおとなが、次の時代を生きる彼らのために少しでも気持ち良く過ごせる社会を残して行きたいと考えております。
若い方、子育て真っ最中の方、ご経験を積まれたシニア世代の方、多くの方のお知恵やお力をお借りしながら進めて参ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。