学校給食の専門誌「学校の食事」に記事が掲載されました。
学校給食の専門誌「学校の食事」に記事が掲載されました。
学校給食の専門誌 月刊「学校の食事」6月号に食事のマナーについての
記事が掲載されました。
主に栄養職員の方に向けて、子どもたちに教えたい基本のマナーや指導の
仕方について解説しております。
食事のマナーはまず、姿勢から。椅子と体の間は手のグーひとつ程度空ける
と姿勢よく窮屈でなく食べられます。「机とおなかはグーひとつ、おへそは縦」
と言いますと、説明がなくても背筋をピンと伸ばしてくれます。
やってはいけない箸使いは34種類もありますが、小学生でしたら12種類くらい
は知っていてほしいものです。わざとやらせてみて、理由を言いながら、
やってはいけないことを伝えます。
食事の終わりには「ごちそうさまでした」を言う習慣をつけさせましょう。
いただきますは言えても、ごちそうさまを言わない人が多いからです。
洋食のマナーについてはたくさんありますので、1日目は「座り方・ナプキンの
話」2日目は「乾杯のしかた」・・というように毎日食事前に少しずつ伝えるように
すると理解しやすいでしょう。
マナーの本質は
「人からしてもらって嬉しいことをする。」
「人からされて嫌だと思うことはしない」
相手を大切に思っている気持ち、尊敬や感謝や思いやりを表現するものです。
生徒にマナーの話をする時には、思いやりの表現であること・理由を伝える・
お説教がましく言わない という事を心がけていただくと、マナーは堅苦しい・・
などの誤解がなくなるでしょう。
食事のマナーを身につけて、みんなが心地よく楽しい給食の時間を過ごせるよう
願っております。