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心が伝わるあいさつのしかた

心が伝わるあいさつのしかた

あいさつに2通りあるのをご存知でしょうか。

1つは、分離礼 2つ目は、同時礼

むずかしく聞こえるかもしれませんが、

分離礼は、言葉とおじぎを分けてするあいさつ。

同時礼は、字のとおり、言葉とおじぎを同時にするあいさつ。

この2つのおじぎ、どちらが気持ちが相手に伝わるでしょうか。

結論は、同時礼です。言葉とおじぎを同時にした方が、より気持ちが伝わります。

現在多くの人は、分離礼をしている人がとても多いのですが、形だけしている

あいさつに見えてしまいます。

20年ほど前までは、言葉の途中からおじぎをするものと言われていました。

子ども達に伝えるときに、言葉の途中をすると伝えても、「言葉の途中」を

意識しないとおじぎができません。

そこで、「言葉を言ってからおじぎ」と教えることにしました。

当初、学校によっては「おじぎをしてから言葉を言う」あいさつの

指導をしている所もありました。武道のときに相手と向き合った時に

するあいさつだと聞いています。前者は先語後礼といい、後者を先礼後語と

いいます。この前者の先語後礼は、10年で学校に定着しました。

しかし、分離礼の欠点をこのところ目にするようになりました。

号令を掛けられたときにしかおじぎをしない、意識しないとおじぎができない

状態となってしまったのです。つまりあいさつ言葉を発するたけとなって

しまいました。

年配の方々のあいさつは、同時礼が多いので、言葉を発したときには自然に

おじぎもなさいます。

日本のあいさつは、おじぎができてこそ「きちんとあいさつしている」ことに

なります。

また、この同時礼は分離礼より、あいさつをしている人の気持ちをひときわ

表現できるのです。ぜひ、比べてみて下さい。

「申し訳ございません」と言ってからおじぎをするのと、「申し訳ございません」と

言いながらおじぎをする姿。

「ありがとうございました」と言ってからおじぎをするのと「ありがとうございました」と

言いながらおじぎをする姿。

多くの人が後者の同時礼の方が、気持ちを表現できていると感じます。

分離礼は、あいさつのパフォーマンスのように見えてきます。

正しいとか正しくないとかではありません。

心を形にするのがマナーなのですから、申し訳ないという気持ちが伝わるあいさつの

方が良いと思いませんか。

公立の学校はあいさつに力を入れている所が多く、学校に伺った時にすれ違う生徒さんが、

こちらから声を掛けなくても「こんにちは」などと言葉を掛けてくれます。

それは、とても嬉しく感じます。しかし、おじぎをする生徒さんは皆無です。

ご年配の方々が子どもの頃からしていたように、学校内でお客様と出会ったら、

おじぎをしながらあいさつができるようになると、きちんとしたあいさつが

できる学校ということになります。

ジュニアマナーズ協会は、心を形にするあいさつが広まることを目指して参ります。